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弓道のすすめ

◎ 弓道とは?
弓で矢を射る武道(公益財団法人 全日本弓道連盟による)

弓矢は1万年以上昔から狩りの主要な道具として利用され、またほんの2~300年前までは戦争の重要な道具でした。

江戸時代後期に幕府講武所の正課からから外され、明治維新で武士階級が没落すると衰退の一歩をたどります。しかしながら維新の混乱が収まるとともに武術による修練、すなわち人間形成を目的とし、またスポーツとして学校の正課となり部活動などを通じて一般に広まりました。

現在では弓道をスポーツとして楽しむ人や、弓道を通じて礼儀作法や美しい動作を学ぶ人など、多くの人が様々な目的で弓道と親しんでいます。


弓道は、他の競技と多少異なり、相手は人でなく的であり、
一人で楽しむことができます。
また他のスポーツとは異なり、一人でも出来ることから練
習時間も自由に調整することが可能です。

大きな特徴として、年齢、性別、体力の差によることなく、
多くの人が競い合うことが出来る競技でもあると言うこと
です。

つい最近始めた人も、50年やっていても、80歳でも、
15歳でも、男性女性問わず、的までは28m、
的の大きさは1尺2寸(36cm)的は逃げることも
襲ってくることもありません。
ただそこにいるだけ・・でも人の心を映す鏡でもあります。

基本の教えに「射は進退周還必ず礼にあたり、内志正しく
外体なおくして・・おのれに勝つものをうらみず 反って
これをおのれに求むるのみ」
この心構えと教えが弓道をより魅力的にしているのかも知れません。


 弓は力で引くものではありません。

 正しい姿勢で正しい射(弓を射ること)、
 背骨を伸ばし胸郭を広げて左右の均衡を図り、気力を充実
 することで力を使わずとも無理なく弓を引くことができる
 ようになります。

 
老若男女を問わず、それぞれ自分の体力に応じた強さの弓を使って、誰にでもできる武道・スポーツです。

(公財)全日本弓道連盟HP「弓道とは」より引用

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